|
審査委員長
審査副委員長
審査委員
審査委員
審査委員
|
佐藤成明 (筑波大学名誉教授・国士舘大学客員教授)
岡本 淳 (全日本剣道連盟常任理事)
山口真弘 (毎日新聞社事業本部第二ブランド事業部長)
月岡洋光 (月刊「剣道日本」編集長)
小西清茂 (財団法人 全日本剣道道場連盟理事) |
剣道を通じて学んだこと、体験したことを発表する体験実践発表会を開催した。併せて、少年剣士の書道も同会場で展示した。書道展は第10回研修会より同時開催している。今回は、440道場から3、525点の応募があった。 発表会は定刻どおり9時45分、太田忠徳全道連専務理事の開会の辞で始まり、続いて小坂憲次全道連会長が「少年剣士は剣道だけでなく、勉強にも励み文武両道を目指して欲しい」と挨拶した。続いて審査員を代表して佐藤成明審査委員長が挨拶。「試合に臨むのと同じ気持ちで挑んで欲しい」と述べた。
早速小学生の部より発表会を開始した。内容も豊かで、小学生らしい元気な発表が多く好感が持てた。恩師の教えに向き合うことや、怪我のなかで剣道を通して自分と向きあうことなど、剣道を精神修業として捉えた体験が多くみられた。その中で、福島県・山田大夢くん、会津精神の「ならぬことはならぬ」を自らの体験と武士道の八つの教えに沿って発表した「ぼくの武士道」が最優秀賞に輝いた。 昼食後、中学生の部が行われた。中学生の部は、学校での部活や道場での稽古といった日常の生活から、将来への不安や展望を語る感情多感な年頃にふさわしい発表が多く、剣道が少年たちに与える影響は大きいものだと感じた。その中で中部地区代表・愛知県東レ居敬堂の古川黎さんが「周囲の人への恩返しとは何か」について深く考え、剣道を通してその答えを探し続けていく姿勢にこそ意味がある、という発表で最優秀賞に輝いた。
中学生発表終了後、書道展の松永会長賞・笹川賞・毎日新聞社賞・剣道日本賞・剣道時代償等の表彰式を行った。
審査委員長の「発表者全員内容が良く、感銘を受けた。「文」と「武」は本来一つのものであり、どちらか一方ではない」という文武両道の精神を改めて確認する講評で締めくくった。 |
小学生の部
|
最優秀賞
|
|
東北地区代表
福島県
会津日新館
小学5年生
山田 大夢
『ぼくの武士道』
|
優秀賞
|
|
関東地区代表
茨城県
総和剣道クラブ
小学5年生
翁川 貴成
『会長先生が言いたかったこと』
|
優良賞
|
|
中部地区代表
岐阜県
大勇道場
小学5年生
大澤 瑠紗
『剣道に対する思い』
|
敢 闘 賞
|
|
|
|
今宿少年剣道部
三苫 大起
『三つのちかい』 |
八幡西清流館道場
戸川あやめ
『夢をかなえよう』 |
武道学園純正館
納富新之介
『心のつながり』 |
|
|
|
帯広徹心館
菊地 由利香
『剣道の神様に感謝』 |
白石少年剣友会
鮎川 直佳
『一期一会 〜剣之心〜』 |
吉岡剣道会
大西さくら
『私の進む剣の道』 |
|
|
中学生の部
|
最優秀賞
|
|
中部地区代表
愛知県
東レ居敬堂
中学2年生
古川 黎
『本当の恩返しとは』
|
優秀賞
|
|
東北地区代表
宮城県
臥牛館道場
中学2年生
山本 なか
『父の剣道にあこがれて』
|
優良賞
|
|
中国地区代表
山口県
大歳剣友会
中学2年生
長峯ほのか
『剣道で叶える夢』
|
敢 闘 賞
|
|
|
|
浮穴剣優部
森 希敏
『未来の自分に向けて』 |
東京練武會
別府 優香
『私が剣道をやって身に付いたこと』 |
新宮剣志館
山本 碧
『もう一度剣道がしたい』 |
|
|
|
千歳明徳館
大薄 寛奈
『天知る 地知る 我知る』 |
西有田中学校
西山ひかり
『心身を鍛えて』 |
南足柄剣友会
石黒遼太郎
『僕は剣道を辞めない』 |
|
|